9月にひらいた「作文の入り口」から、何人もの人たちが「作文の世界」へと入っていったように思えます。いや、「作文の世界」なんていうものは特に存在せず、ただただ、日常生活の中に潜んでいた「書くという営み」に参加者の皆さんが気がついただけのことかもしれません。ひらいてみて、印象に残った感想。「書く人を目の当たりにできたのが良かった」「自分の他にも、書いている人がいるんだな、というのを実感できた」目の前で読んでくれる人の存在を重視していたのですが、書いているとき、隣で、向かいで、同時に書いている人がいる、という時間はなるほど、なかなかに珍しいものだったのかもしれません。(そうか、学校の作文の時間には似ているのか。それはあんまり嬉しい記憶じゃないかもしれないな)書いて、読む。読んで、書く。テーブルを囲んで、少人数で、ことばを交わす。
参加者の皆さんの感想やご意見をうかがいながら、少しずつ、試行錯誤してゆこうと思っております。10月は、「手紙」ということばを念頭に、ほんの入り口をひらいております。「宛先」ということを意識して、「作文の入り口」もひらいてみようかと思います。
欲しいのは、書いてみるきっかけと
読んでくれる人の存在
作文の入り口
10月28日(土) 18〜20時
参加費:500円
申し込み・お問合せ:hon.iriguchi@gmail.com(満席になりました)
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