
昨年3月に「休む人のためのカフェ」をひらいてもらった任意団体あわひのにっしーをお迎えして、「休むってなんなのかしら」というのをしゃべり探りしてみる企画です。あわひの運営している「あいだの生き方ラジオ」でもゲストに呼んでもらって書店勤めを休職&退職したときの話をしたのだけれど(前編/後編)、あの地獄の2022年5月から3年経って、果たして私は「上手に休める生活」にたどり着いているのだろうか。いやぁ、ぜったい違う。この文章を書いている11月8日時点で、22日に開催予定のこのイベント告知をまだ書き途中というこの状態が、いろいろ「間に合っていない生活」を物語っているし、それはつまり、上手に休めていないということをありありと示しているよなぁ、とうなだれてしまう。
前半、僕らがしゃべって、途中、参加者全員でおしゃべり、また二人に戻る、という構成でやってみたいと考えております。休みを求めてうめいているあなたも、「休み?なにそれ?」とうそぶく企業戦士のあなたも、ご一緒に「休むの入り口」に立ちませんか!
にっしーからのメッセージ
不登校に鬱。約30年生きてきたうち、5年ほどは社会とのつながりを無くし、休んでいました。そしてこの3年ほどあわひの活動を通じて100人以上の休職・離職者の方々とお話をしてきました。「休む人のためのカフェ」と称して場を開きながらも、「休む」という言葉の扱いの難しさを感じています。
「いつまで休むべきなのかわからないんです。」熱や風邪なら、治るまでと即答出来るのに。
「私は今、休んでいる…のか?」働いてはいないけれど、動き回っていたりする。いやいや動いていなくても、そもそも日々生きているだけで必死ですよ。
「休みたい。」なのにいざ休日になったらスマホを触ってネットサーフィン。
「休日の過ごし方」といった手触りのある“休む“から、「そもそも休むってなんだろう?」といった大きな“休む“まで。
「休む」ことについて、服部さんや、参加してくださる皆さんと一緒に考えてみたいです。


にっしー
大阪生まれ大阪育ち。不登校・鬱を経験したのち、2022年8月に「社会に間の選択肢を創り、一人ひとりの心にゆとりと安心を届ける」をミッションに掲げた任意団体「あわひ」を立ち上げる。どなたでもコーヒー・紅茶が無料で飲める「休む人のためのカフェ」を関西各地で開催。丁寧な暮らしを大事にしたい。
あわひの活動について:https://congrant.com/project/awahi/5269
あわひの各種SNS:https://lit.link/awahi










