自分を生きる入り口(2024年5月26日開催)


 おかげさまで、ほんの入り口に通ってきてくださるお客様同士の交流も、あちらこちらで発生しております。1年間、なんとか入り口をひらき続けたご褒美として、おふたりのお客様からのプレゼントのようなイベントを開催できることになりました。

 入り口奥の部屋で、ひっそりと、でも着実に売れてゆく古本棚を担ってくれているユウキさんと、先日、大変な好評で早くも次回開催がリクエストされている「問いを探す入り口」をひらいてくださったあいさん、おふたりをお招きしてのこの企画。西村佳哲『自分をいかして生きる』(ちくま文庫)を課題本としての読書会です。

 『自分をいかして生きる』についての感想はもちろん、そこから連想された「生き方・暮らし方」についてのおしゃべりを楽しみにきてください。

ユウキさんからのコメント

 どのように生きるのかを意識し始めたのは、働く入り口が見え始めた二十歳の頃でした。その後、職に就き「どう生きる?」と迷いながら働くも答えは見つからず。社会で疲弊して見失った自分を探す日々のなかで「自分をいかして生きる」という本に出会いました。「あぁこれだ」という感じを持ったまま、今も「自分を生きる」を模索中です。参加者それぞれが「自分を生きる」に近づいて、感じ合える時間になればいいなと思っています。

あいさんからのコメント

 社会から距離を置いてお休みをしつつ今後のことを考えていたときに、ゆうきさんがこの本のシリーズを紹介してくださいました。その中で直感的に手に取ったのがこの本でした。
 仕事を通した人々の生き方がぬくもりを持って紹介されていて、心があたたかくなったり震えるような感覚を覚えました。自分は自分のために生きていいんだと思えたからだと思います。
 そしてこの本に触れながら、皆さんの“自分を生きること”について聞いてみたいと思い立ちました。生き生きと生きるための自分のあり方について、ゆったりと語り合えたら嬉しいです。

  自分を生きる入り口
  5月26日(日)17:00〜19:00
  参加費:1,500円

  持ち物:持っていれば、西村佳哲『自分をいかして生きる』(ちくま文庫)無くてもOK。
  お問い合わせ・お申し込み:hon.iriguchi@gmail.com

  (満席になりました)

ユウキ

毎週末、船橋商店街の「ほんの入り口」で遊ぶ奈良在住50歳男子。サラリーマンをしながら、どうしたら生きやすくなるのか実験中。本は買うのに読まないし、何かを書こうとしても書かないし、グダグダですが生きてます。

有:何かを書く人
https://note.com/writing_stock

あい

奈良よりの京都で育ち、お仕事がしんどくなりお休み中。のんびり自分のケアをしながら、安心してわからないことを「わからない」と共に言い合える場づくりができればと勉強中です。


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