休む人のためのカフェ(2024年3月24日開催)


 私はおそらく、上手に休めない人でした。おそらく今も、休むのは上手ではありません。前職を辞めたときも、ずっとうまいこと休めないままギリギリまで我慢したせいで、職場の取引先の人たちに、すごく迷惑をかけたと思います。(逃げてしまったので、詳しいことは今もよくわかっておりません)

 あの頃、上手に休めていたら、ということをときどき考えます。特に、前職でお世話になった人がお店を訪ねてきてくれたときなどに。もしかしたら仕事を続けることができたのかもしれないし、少なくとも、もっとキレイに止めることができたのかもしれない。あるいは・・・。こんな風にアレコレ考えることができるようになったのも、ある意味、「辞めたことによって休むことができたおかげ」のような気もしています。当時は、目をつぶったまま、高速道路でアクセルを踏み込んだ状態で何かに衝突するのを待っていただけで、ブレーキを踏むことはおろか、アクセルから足をはなすことさえ思いつかなかったぐらいでした。

 今なお、上手に休めない私ですが、ひょんなことから任意団体あわひさんの「休む人のためのカフェ」に、ほんの入り口を使っていただけることになりました。当日は、奥の部屋を使って、ゆったりとした時間をお楽しみください。

ほんの入り口 服部健太郎

休む人のためのカフェは、なんらかの理由で「休んでいる人」「これから休みたい人」のためのカフェです。

「元気になることを目指さない」「一緒に待つ」という2つの姿勢を大切に場を開かせていただいています。

どなたでもコーヒー紅茶は無料。
肩書きを外し、ほっと一息休みに来てください。


<誰でも無料でコーヒー・紅茶がいただけます。>

有職・無職関係なく、全ての人が無料でコーヒーと紅茶を飲むことが出来ます。その場でコーヒーを淹れさせていただきます。

<休む人のためのカフェが大切にしていること>

・一人一人が自分のペースで心地よくあれることを大切にしています。誰かと話してみるのも良いですし、一人で本を読んだり、ゆっくりと過ごしても大丈夫です。

・「元気になること」を目指してはいません。無理にポジティブで覆う場ではなく、ネガティブなことも否定せず、素直に吐き出せる場を大切にしています。

・「一緒に待つ姿勢」を大切にしています。何も出来ないかもしれない、それでも一緒に待つことは出来る。雨宿りをするように、一緒に待つことを大切にしています。

<イベント等の勧誘を目的とした参加はご遠慮いただいています。>

休む人のためのカフェは、「休んでいる人」「これから休みたい人」が安心して過ごせるように、上記の価値観を大切にしながら運営をしています。

そのため、他のイベント等への勧誘を目的とした参加はご遠慮いただいています。自己紹介としてご自身のやられていることをお話ししていただくのは大丈夫ですが、過度に勧誘等をされていると判断した場合は、お声をかけさせていただくこともありますので、ご了承ください。

  

休む人のためのカフェ
  日時 :3月24日(日)14時〜17時
  場所 :ほんの入り口 奈良市船橋町1番地

  お問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com

【あわひとは】

あわひは「一人ひとりが自分の生き方を肯定できる社会」をビジョンに活動する任意団体です。2022年8月より「社会に間の選択肢を創り、一人ひとりの心に、ゆとりと安心を届ける」をミッションに掲げ、「お金の心配をせずに、人との繋がりの中で、自分自身について考えられる環境を創る」ことを軸に、活動をしています。

具体的には、休職者・離職者の方が立ち寄れる場として、「休む人のための畑」「休む人のためのカフェ」の運営。

“たった一人から始める居場所作り“をコンセプトにした、居場所作りに興味がある個人の方を対象にした、学び合いのコミュニティ「アキボシ」の運営をしています。

また、休職・離職経験のある方をゲストに、これまでの働き方や生き方についてさまざまな話を伺いながら、あいだの生き方についての考えを深める「あいだの生き方ラジオ」を、毎週月曜日朝7:00にspotifyで配信しています。

任意団体あわひ:https://lit.link/awahi


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