世界の中心で「漫画が好き!」と叫ぶには、ちょっとアタクシの漫画を好きな程度は「ほんの入り口」でございまして。それでも、うっかり夜に読み出してしまった『かくかくしかじか』(全5巻)を泣きながら朝まで読み干してしまうくらいには、漫画を読んだりいたします。一方の「翻訳」、こちらは好きだなんて間違っても口にできない、入り口にも入ったことはありませんが、柴田元幸さんのエッセイや、片岡義男さんと鴻巣友季子さんの『翻訳問答』(左右社)などは楽しく読みました。
さて、今回のイベントは「漫画翻訳」です。漫画、翻訳、それぞれには多少の手がかりがありそうなワタクシでも、それを掛け合わせた「漫画翻訳」というのは見当もつかず!日夜、漫画翻訳に従事している山本菜々子さん、ベイリー・ロバーツさんのお力をお借りして、「漫画翻訳の入り口」に迷い込んでみたいと思います。
そもそも、「漫画翻訳」というのはどんなことをしているのか。いわゆる「翻訳」自体の困難さはもちろんのこと、漫画ならではの苦労も聞いてみたい。(擬音語ドカーン、とか?)また、ベイリーさんは、日本の漫画が好きで移住してきたそうで、そのあたりの「日本の漫画って、そんなにすごいんスか?」みたいなお話も合わせてお聞きいただけるかもしれません。
「漫画翻訳」が気になるあなたはもちろん、マンガ好き、英語好き、翻訳が気になる!それぞれの関心に引っかかったあなたも、ぜひぜひお申し込みくださいませ。
『漫画翻訳の入り口』
日時 :1月20日(土)18時〜20時
参加費:1,500円
場所 :ほんの入り口 奈良市船橋町1番地
お申し込み・お問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com
山本菜々子(やまもと ななこ)
奈良出身。幼少時より外国に興味があり、アイルランド、スペインで語学留学、就労を経験。
2019年に本帰国、2020年より漫画翻訳のマネジメントに従事。
個性豊かなアメリカ人翻訳者と日々切磋琢磨しながら、スペイン人夫と奈良で暮らす。
ベイリー・ロバーツ
アメリカのウィスコンシン州出身。五大湖の近く、自然豊かな田舎で日本アニメや漫画に傾倒する。英語教師として来日後、翻訳者を志し2020年より漫画翻訳(日→英)に従事。
BL大好きなオタク。
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