ほんの入り口のこと

本を楽しむ、本屋さんを楽しむことが気になっているあなたのために。本を選ぶ楽しさを体験できる本屋さんを目指しています。

未読本の読書会

閉店後のお楽しみ。まだ読んだことのない本を持ち寄る会を開きます。

イベント

ワークショップ、読書会など、イベントを通じてさまざまな入り口をご用意いたします。

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入荷情報や臨時休業のお知らせなどは、まずツイッターに投じます。


お知らせ


 西村佳哲さんの『自分をいかして生きる』、『かかわり方のまなび方』を取り上げて5月・7月と開催した読書会、今回は『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)でやってみよう!ということになりました。特に「西村佳哲さんの本だけを追いかける読書会」というコンセプトで始めたわけではないのですが、ユウキさん、まなさんと話し合った結果、今回も西村佳哲さんの、とうとうそれに手を出すのか、という『自分の仕事をつくる』のお世話になることにいたしました。

 この本、私もかなり昔、2010年くらいだったでしょうか、読んで、その後も何度か読み返しつつ、正直、どこまで滋養として吸収できたのか怪しい感じ。今、このタイミングで読み直すことで、これまでと違った味わい方ができるのではないかな、と楽しみにしております。私と同じく、「ずいぶん前に読んだなぁ」という方も、初めて読む方も、ご一緒に「自分の仕事ってなんだろう」というくらいのリラックスした気持ちでご参加ください。

 ファシリテーターは、今回もユウキさんとまなさんにお願いしております。『自分の仕事をつくる』についての感想だけでなく、自分でも答えの見つかっていない「自分の仕事とは?」「働くことってなんだろう」みたいな問いを交換することもできるのではないかしら。

ユウキさんからのコメント

 西村さんの言葉との出会いは20年前。西宮北口のジュンク堂、デザイン関係の棚にあった「自分の仕事をつくる」を手に取った時でした。パラパラとページをめくって棚に戻して、店内を回って、再び棚に戻ってきて本を手に取り、またパラパラとページをめくって。内容に衝撃を受けつつ戸惑いつつ、本を持ってレジに向かったのでした。あれから20年、生き延びるために働いてきたけれど、果たして「自分の仕事」だったのか?。今、自分の仕事をつくるスタートラインに立っています。本を読んで感じたことを聴き合いましょう。

まなさんからのコメント

 友人に「まながしたいと思う仕事は、今はまだ世の中にないかもしれないよね。」と伝えてもらったことがずっと心に残っています。

 生きてゆくためにもいきいきとすごすためにも私の人生の一部を費やしたいと感じている“仕事”ですが、手触り感を持って“仕事”がなんなのか知っているかというと全然だなと思います。自分の仕事が世の中にあるのかを知るためには、社会にとってではなく、もっと“仕事って自分にとって、誰かにとってなんだろう?”を深めたい。


 この本とともに皆さんと自分の手元にある“仕事”を感じたり、お話しできたら嬉しいです。

  自分の仕事を探る旅(読書会『自分の仕事をつくる』)
  10月26日(土)17:00〜19:00
  参加費:2,000円

  持ち物:持っていれば、西村佳哲『自分の仕事をつくる』(筑摩書房/ちくま文庫)無くてもOK。
  お問い合わせ・お申し込み:hon.iriguchi@gmail.com

ユウキ

毎週末、船橋商店街の「ほんの入り口」で遊ぶ奈良在住50歳男子。サラリーマンをしながら、どうしたら生きやすくなるのか実験中。本は買うのに読まないし、何かを書こうとしても書かないし、グダグダですが生きてます。

有:何かを書く人
https://note.com/writing_stock

まな

奈良寄りの京都で育ち、お仕事がしんどくなりお休み中。
のんびり自分のケアをしながら「みなも」という屋号とともに、お話会や読書会など、みんなで深く息ができる場を開こうと活動中です。

インスタグラム:みなも
x:みなも

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