ほんの入り口のこと

本を楽しむ、本屋さんを楽しむことが気になっているあなたのために。本を選ぶ楽しさを体験できる本屋さんを目指しています。

未読本の読書会

閉店後のお楽しみ。まだ読んだことのない本を持ち寄る会を開きます。

イベント

ワークショップ、読書会など、イベントを通じてさまざまな入り口をご用意いたします。

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入荷情報や臨時休業のお知らせなどは、まずツイッターに投じます。


お知らせ


 ほんの入り口が激推しするシリーズ「あいだで考える」のなかの一冊『風をとおすレッスン」の著者、田中真知さんがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

 はい、正直に告白いたします。シリーズラインナップを見たときに何人か、存じ上げない著者の方がいらっしゃいまして。田中真知さん、存じ上げませんで。そうして、どんどん売れてゆく。『風をとおすレッスン』がどんどんと売れてゆく。あまりに売れていくので、私もとほんさんにて23年秋に購入。はい、正直に告白いたします。ずっと読めておりませんでした、ついこないだまで。

 ところが、どうしたことでしょう、シリーズ「あいだで考える」の編集者、藤本なほ子さんから「田中真知さんのイベント、やりませんか」のご連絡が!読んでないのに!慌てて本を読む、よりも早く、オンライン打ち合わせがあって、真知さんのチャーミングなお姿にハートを撃ち抜かれてしまいました。楽しみすぎるイベント内容に、興奮したまま年末年始。その後、ようやっと『風をとおすレッスン』を読んで、こんなにも「美味しい一冊」の著者の方にイベントをしていただけるなんて、と、有り難さに全身の力が抜けてゆきました。

 今回のイベントでは、『風をとおすレッスン』でも触れられているオープンダイアローグのスタイルを借りて、お互いに話を聞き合うワークショップを行います。最初に真知さんから少し説明と関連するお話をしていただいて、その後に少人数のグループに分かれ、リフレクティングという手法を試しながら話を聞き合います。忙しすぎる日常の時間を離れて、ほんのひと時、誰かとゆっくり対話する空間に身をおいてみませんか。

 こちらのイベント、田中真知さんの関西トークイベントツアーのひとつに入れていただいております。当店でのイベントにご参加かなわない方は鴨葱書店さん、長谷川書店さんのイベント参加もご検討ください。(もちろんハシゴも大歓迎ですよ!)

1/25(土) 鴨葱書店:「〈私〉を旅するレッスン——日常と観光のあいだ」
1/26(日) 長谷川書店:田中真知さんとはなす『美しいをさがす旅にでよう』
 

  風をとおす入り口 〜対話の空間を味わう
  日時:1月28日(火)18:30〜20:30
  参加費:2,000円
  お申し込み・お問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com

田中真知(たなか・まち)

1960年生まれ。作家、立教大学観光研究所研究員、あひる商会CEO。エジプトに暮らし、西アジアやアフリカを広く旅して回った経験をもとに、旅やコミュニケーションなどをテーマとした著作を発表。著書に『ある夜、ピラミッドで』(旅行人)、『孤独な鳥はやさしくうたう』(旅行人)、『旅立つには最高の日』(三省堂)、『風をとおすレッスン 人と人のあいだ』(シリーズ「あいだで考える」、創元社)など多数。コンゴ河を丸木舟などで下る旅を綴った著書『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)で第一回斎藤茂太賞特別賞を受賞。

☆あひる商会:https://www.facebook.com/groups/ahirushokai

『風をとおすレッスン』
著者:田中真知
発行:創元社
定価:1,400円(+税)

一言では「こういう本」と言い表しにくいけれど、確かにこの本を読んで自分の中に風がとおったような気持ちになっています。誰かと一緒にいることも、自分ひとりでいることも、少し楽になれるような気がします。わたしも、あひるとかっぱと、旅をしたい。

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