ほんの入り口のこと

本を楽しむ、本屋さんを楽しむことが気になっているあなたのために。本を選ぶ楽しさを体験できる本屋さんを目指しています。

未読本の読書会

閉店後のお楽しみ。まだ読んだことのない本を持ち寄る会を開きます。

イベント

ワークショップ、読書会など、イベントを通じてさまざまな入り口をご用意いたします。

ツイッター(今ではX)

入荷情報や臨時休業のお知らせなどは、まずツイッターに投じます。


お知らせ


 昨年、『自分をいかして生きる』、『かかわり方のまなび方』、『自分の仕事をつくる』と、西村佳哲さんの著作で続けてきた読書会。いったん、別な著者の本でもやってみよう!ということでユウキさんとまなさんと企画を進めていたのですが、もう一度、今回は西村さんの『一緒に冒険をする』(弘文堂)を読んでみよう、ということになりました。

 店主がこの本の刊行イベントに、スタンダードブックストア心斎橋店で参加したのは2018年6月のことでした。西村佳哲さん、橋本久仁彦さんのお話を聞いて勇気づけられたはずの私は、それでも冒険に出ることなく日々の生活に埋没していった気がします。あれから7年。私は仕事を辞めて、自分の本屋を営んでいます。日常が、小さな冒険です。今なら、一緒に冒険をすることができるかもしれない。あなたはどうですか。

 ファシリテーターは、今回もユウキさんとまなさんにお願いしております。『一緒に冒険をする』についての感想だけでなく、これから挑戦してみたい冒険についてや、誰と一緒に冒険をしてみたいか、といったことなどもおしゃべりできたら嬉しいです。

ユウキさんからのコメント

 本書で語られるフォーラム「ひとの居場所をつくるひと」に参加していたぼくは、ゲストの話を聴けば聴くほどに、その時の自分の生きかたと比較して、どうしたらそのような生きかたができるのかと自問し、もんもんとしていました。挙げ句の果て「いや、そうなんだけどさ、それはあなた方がそうやって生きていけるからでさ、ぼくにはできないんだよ」と諦めたことにして生きることを選択。書籍化されて送られてきた本書を封印し、本棚の奥に閉じ込めていたのだけれど、フォーラムから10年後、紆余曲折あり読書会を開催することになりました。封印を解き、本書を手に取って、読み進めるべくページを開くと…ええこと書いてあるやん!。あの時の「もんもん」や「諦め感」はなんだったのか。本を読んだ感想を持ちより、分かち合いたいです。旅の途中で出会った仲間と、焚き火を囲んでじんわり暖まるような時間を、ともに過ごしましょう。

まなさんからのコメント

 最近の私は、出会う人々の冒険譚をききながら、自分の冒険の道のりを模索しているのかもしれません。私がしたいのはどんな冒険?冒険する地にはどんな景色が広がっているの?その景色に到達するには、どういう道を辿ればいいの?どんな場所かもよくわからないこころの荒野に、種を蒔き、水と肥料をやり続けています。

 いろんな方々の話をきくと、わくわくします。同時に、その道のりの果てしなさや険しさに、足がすくんでしまうことばかりです。

 でも、誰かと一緒ならできる気がする。実現しなくても、一緒に考えたり、話すことができます。

 この本とともに、みなさんと、あなたにとっての「冒険」についてきき合う時間になったらうれしいです。旅をするようにいろんな冒険の景色を楽しめる読書の時間にも、読書会の時間にも、わくわくが止まりません。

  冒険の入り口(読書会『一緒に冒険をする』)
  4月19日(土)17:00〜19:00
  参加費:2,000円

  持ち物:西村佳哲『一緒に冒険をする』(弘文堂)無くてもOK。
  お問い合わせ・お申し込み:hon.iriguchi@gmail.com

ゆーき

毎週末、船橋商店街の「ほんの入り口」で遊ぶ、奈良在住50s男子。今春サラリーマンを卒業し「いのちを生きる」を実験中。本は買うのに読まないし、何かを書こうとしても書かないし。「あるべき」と「あるがまま」のギャップに身悶えて生きています。

有:何かを書く人
https://note.com/writing_stock

まな

奈良よりの京都育ち。
お仕事を退職した後、いろんなひとや場に出会いながら、やわらかいよのなか・ひととのかかわりについて考えている人です。
「みなも」という屋号とともに、お話会や読書会など、みんなで深く息ができる場を開こうと活動中です。

インスタグラム:みなも
x:みなも

PAGE TOP