なら歴史芸術文化村の第8回「文化村クリエイション」で、はるばる群馬県から招聘されたアーティスト川松康徳さんが、現在、奈良に滞在しながら創作活動をされているのですが、ご縁あって、ほんの入り口もお手伝いすることになりました。先日お店に来ていただいて今回の作品制作やら、ワークショップアイデアなんかについておうかがいしたのですが、楽しそうすぎる!
川松さんは、「主にリサーチや取材をもとに架空の物語を創作し、そこからテキストや映像を用いたインスタレーション作品を作り上げる」というアーティスト。今回の対話型ワークショップでは、川松さんの作品制作のスタイルについて解説していただくとともに、実際に作品制作の過程にもなる「対話の時間」を体験していただけます。店主服部も、対話の場のファシリテーションなどをお手伝いします。参加者の皆さんの「存在」が今回の川松さんの作品に直接・間接に影響するスリリングな体験を、ぜひご一緒に!
【川松さんからのメッセージ】
みなさん、分有という言葉をご存知でしょうか?
あまり馴染みのある言葉ではないかもしれません。
分かれて有る、それはひとつのものをみんなで持つようなことです。
私は、それをプロセスにしながら、制作をしています。
その方法を「他者の中に自己が開かれる」プロセスと呼んでいます。
今回は奈良で1ヶ月の滞在を終えて、これから制作するシナリオのプロローグを共有し、それによって、みなさんの中に現れるさまざまを聞くダイアローグになります。
キテレツなみなさんに出会えるのを楽しみにしています。
分有の入り口
8月15日(土)17時〜19時
参加費:2,000円
お申し込み・お問合せ:hon.iriguchi@gmail.com
主催:ほんの入り口 関連企画:文化村クリエイション





川松 康徳 (かわまつ やすのり)
1984年生まれ、群馬県を拠点に活動。記憶を主要なモチーフに、身体的・文化的なバイアスからアイデンティティを解き放ち、自己が他者の中へと開かれる「アイデンティティの分有」を目指す。ドキュメンタリーやインタビューの手法を用い、移民や失踪者家族、国籍不特定者など、アイデンティティに葛藤を抱える人々の記憶に焦点を当てる。語りの中に現れるヴィジョンや振る舞いを追跡し、その過程を「他者の中に自己を開く」プロセスとして具体化してきた。近年は、その過程で見出した設定から架空のシナリオを執筆。登場人物の意識の揺らぎや、それが内面化されるアイデンティティの形成プロセスを示すインスタレーションを制作している。
主な展覧会に、都美セレクション2026「BBBdabada」(2026、東京都美術館)、「BodyBuddyBaby」(2024、京都芸術センター)、アルゼンチン国立東洋美術館共催個展「NARRATIVISUAL:V」(2024、ブエノスアイレス)、MACBA(2024、ブエノスアイレス現代美術館)、「KYOTO STEAM 2022」(京都市京セラ美術館)など。









