まだ読んでいない本について熱心に語る試み。
本屋さんであなたを誘ってくるのは必ず、まだ読んだことがない本です。読んでいないにもかかわらず、タイトル、装丁、帯の言葉、中身をパラパラとめくってみたときに目に飛び込んできたフレーズなどが、あなたの中の何かを刺激します。その本に手を伸ばしたとき、あなたの心はワクワクしていませんか。あるいはちょっと怖くなったかもしれません。「これを読んだら、世界が変わってしまうんじゃないのか?」そのときです。そのとき心の中で流れた字幕、それを私に教えてもらえませんでしょうか。
ほんの入り口開店以来、いや、開店前から神戸の本屋1003や大和郡山の本屋とほんさんにお邪魔してひらいてきた「未読本のイベント」で、たくさんの人がまだ読んでいない本について熱心に語る様子を見てきました。そこには、読んで面白かった本を語るのとはまた別の喜び、別の興奮が表れていて、聞いているうちにこちらの「読みたいキモチ」が大いに刺激されました。「もはや本は読まなくてもいいんじゃないの?」とまで思い始めているのですが、それはともかく。
「まだ読んでいない本について熱心に語る試み」をあちこちで広めていったら面白いことになりそうだなぁ、ということで時々「ほんの入り口」を飛び出して出張することにしました。
今回お邪魔するのは京都市の北西、西陣と呼ばれる地域にあるパーラー喫茶結社さん。今年2月の初訪問の際に、読書会のレイアウトについても打ち合わせしちゃったくらいの前のめり、この8月にようやく実現します。嬉しい、嬉しい。7月18日(土)には当店で「喫茶結社の入り口」も開催いたします。
ほんの入り口でやる時は、持参未読本と店内の本の2冊を紹介してもらうのですが、今回はパーラー喫茶結社での開催!お店で1冊選ぶ代わりに、1杯のお飲み物をお楽しみいただきます。
< 当日の流れ >
参加者の皆さんには、各自、未読本を1冊ずつ持参してもらいます。読みかけたけど読み終われなかった本、読みかけたけど止まってしまった本、買ったばかりで読んでいない本でも構いません。自分がまだ読んでいない本ならなんでもOKです。
前半はご持参いただいた本を順番に紹介しあいます。その本についての思い出、どうしてその本が気になったのか、どのあたりが気になっているのか、など、ゆるゆると、言葉を探すようにおしゃべりいただくので大丈夫です。
その後、喫茶結社主宰のテラさんにご用意いただいたお飲み物と共に「本読みタイム」、紹介した勢いで呼び覚まされた読みたいキモチにしたがって、気楽な拾い読みをお楽しみください。コーヒーなどをぼんやり味わいながら読み続けるも良し、おしゃべりするもよし。パーラー喫茶結社の空間ごと、京都の夜を楽しむ時間をたゆたってください。
「もっと読んでいたい!」というあたりの頃合いで、お声がけします。皆さんの感想などをうかがった後、最後に皆さんから紹介された本の集合写真を撮らせてくださると嬉しいです。
未読本の読書会@パーラー喫茶結社
会場:パーラー喫茶結社(京都市上京区作庵町513)
日時:8月8日(土)18:30〜20:30
参加費:1,500円(別途、要ワンドリンク注文)
持ち物:まだ読んでいない本1冊
お申し込み・お問合せ:hon.iriguchi@gmail.com
①お名前②連絡先をご記入いただき、上記メールアドレスにお送りください。



喫茶結社(きっさけっしゃ)
「どんな言葉よりも誰かが淹れる一杯が必要なとき」に暗躍する喫茶の結社。
京都西陣の喫茶店『パーラー喫茶結社』を拠点に、喫茶店・ラジオ配信・文筆活動の場において、他者の気配に安堵する「喫茶」の時間を拵える活動をしている。

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