セリフの入り口〜言葉で遊ぼう(6月14日、30日開催)


 毎月2回開催してます、戯曲音読イベント!明神慈さん執筆の戯曲を、明神さんと入り口店主服部とで朗読する企画です。んが!6月は特別ゲストをお迎えしての開催です。今年2月にmaru roomで上演した『スリヌケル』、服部と一緒に朗読してくれるのは演じた張本人、杉山拓次さんです〜。嬉し〜。2月公演を見逃した方も、必見です。

6/14(土)は公演時の役をチェンジしての朗読。
6/30(月)は公演時の役に戻して朗読します。

 役を取り替えることによって、俳優は物語の奥行きが広がるのを体感でき、観客は演者によって物語の手触りも変わる楽しさを味わえます。2月公演をご覧いただいた方も、必見です。
 参加者の皆さんはそれを好きな体勢で聴き、感想をシェアします。後半は、2人組になって惹かれたシーンを音読します。演じる必要はありません。

『スリヌケル』
〜暖め女三部作『スリヌケル』『砂・眠る』『砂の瞬き』の一作目

刺すか刺されるか
どっちが楽かは知っている

からっぽの小部屋。
スーツ姿の男(三浦)が入ってくる。
テーブルの上の砂時計がサラサラと流れている。
ソファーの温かさに気づき、誰かの気配を辿る三浦。
白衣の男が入ってくる。
主治医の代理と名乗る男は、なぜか三浦の寝相や定期的に見る悪夢の話をし始め‥‥。

 演劇の上演台本(戯曲)を手にとったことはありますか?戯曲は、セリフとト書きで構成されています。セリフは登場人物が発する言葉、ト書きは、登場人物の動きを指定した部分です。

<例>
三浦「‥‥そうかもしれませんね。」
    間。
    高橋、砂時計をひっくり返す。


 明神さんの戯曲はセリフが短く、余白だらけです。白い紙に乗っかった黒い文字を、あなたの声を通して響かせて遊びましょう。

★なるべく多くの方に体験していただきたく、日程を2日間ご用意しました。
★読む台本はどちらも同じですが、2日間とも参加していただくことも可能です。

  『セリフの入り口 〜 言葉で遊ぼう』
  ①6月14日(土)18時半〜20時
  ②6月30日(月)18時半〜20時

  参加費:2,000円(一般)、1,500円(学生)
  お問い合わせ・お申し込み:hon.iriguchi@gmail.com

  参加したい日程(①、②、両日とも、など)を明記の上、お申し込みください。
 

明神 慈 (みょうじん やす)
劇作家・演出家・ポかリン記憶舎 舎長

高知県生まれ。1997年より、ポかリン記憶舎で東京を拠点に公演活動開始。 詩的言語で俳優の動きや声に余韻が残る濃密な時空づくりで、観客を覚醒空間へと誘う。 海外公演や他団体への執筆、演出も多数。2022年春、奈良に移住。


http://www.myojin-yasu.jp/


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