読書会「あわいの入り口」第一回(2025年1月12日開催)


 ほんの入り口で熱心に推しているシリーズ「あいだで考える」(創元社)の読書会をひらきます。

 ご一緒してくださるのは、「ヒト×コト読書会」を主宰しているはんぺんさん。少人数でゆるゆると1回ずつの独立した読書会でやっていこうかと考えております。取り上げる順番は、シリーズの刊行順です。「あいだで考える」のラインナップには興味深いタイトルがずらり揃っていますので、ぜひ気になる一冊を見つけて読書会へ立ち寄ってみてください。

シリーズ「あいだで考える」特設サイト
https://www.sogensha.co.jp/special/aidadekangaeru/

 1回目は1月12日、頭木弘樹『自分疲れ』(創元社)からスタートです。文学紹介者の頭木さんは20歳で難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間闘病されていました。そんな頭木さんが言う、「健康なとき、人はほとんど体を意識しない」という言葉。

 健康なとき、人はほとんど体を意識しない。
 胃が痛くなって、初めて胃を意識するように、不調になって初めて、その臓器の存在を意識する。 (p.9)

 『自分疲れ』の副題は、「ココロとカラダのあいだ」となっています。心を意識したり、体を意識したりすることで、「自分」という不思議な存在を探ってゆきます。巻末にある作品案内(ブックリスト)も、このシリーズの魅力。「次にこれを読んでみたい」「この作品が気になった」というお話も聞けたら嬉しいです。

はんぺんさんからのコメント

敷居は低く、奥行きは深く。
創元社さんのシリーズ「あいだで考える」は、多様な考え方や感じ方に出会いながら、自分自身の内面を探る旅にぴったりな本たちです。それぞれに異なる背景や価値観を持つ私たちだからこそ、対話を通じて響き合い、新たな気づきを得ることができる。そんなひとときを「あわいの入り口」でご一緒できることを心から楽しみにしています。


  読書会「あわいの入り口」第一回
  日時:1月12日(日)  17〜19時
  参加費:1,500円
  定員:3名
  課題本:頭木弘樹『自分疲れ』(創元社)
  申し込み・お問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com
  

はんぺん

「ヒト×コト読書会」というささやかな会を開いています。読書を通じて、人それぞれの感じ方や価値観を分かち合いながら、「安心して自分の気持ちを話せた」「じっくり聴いてもらえた」と感じられるような心温まるひとときをお届けしたいと思っています。

ヒト×コト読書会:https://x.com/hito_koto_rc



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP