関口と入り口2024(2024年12月8日開催)


 月をまたぐと数日先のことでも、はるか彼方に感じられる。12月の第二日曜日、まだまだ先よ〜、って油断してたらもう2週間もないじゃないですか!というわけで(?)今年も、千葉の本屋 lighthouse から関口竜平さんが来てくださいます。
 「どんな話をしましょうかね」と相談しながら浮かんできたのは、アリとキリギリスのお話。なんでだろう、アリとキリギリスって対立する関係として語られがちだと思うのですが、「同じライブを運営するチームの一員」として考えるならば「ステージ上で演奏するキリギリスさんと、舞台裏を支えるアリさん」って、どちらも欠かせないメンバーだと思いませんか?素敵なライブ(人生)を謳歌したいのに、なんか無用な「アリとキリギリス的対立」があちらこちらに発生していて、立派なディストピア世界で肝を冷やす日々。
 このままずるずると暮らしていくと、キリギリスは倒れ、音楽のない沈黙の世界でアリ的に暮らさねばなりません(←あれ、でもアリならそれでもありなのか。人間は、どうだろうか)。アリの巣ならぬほんの入り口、小さな部屋に集まって、どうしたら楽しいライブが実現できるのか、アイデアを寄せてくれませんか。

 関口さんは前日の12月7日(土)に奈良県立図書情報館でのイベント「ディストピア文学のある世界を生きる」にも出演されます。こちらも面白そうなので、ぜひハシゴして関口さんのパワーをたくさん受け取ってください。

関口竜平さんからのメッセージ!

 来たる12月8日(日)、奈良の町をアスリートや市民ランナー、お散歩中のわんちゃんなどが埋め尽くす、大きなマラソン大会が開催されるらしい……。そんなことはつゆ知らずにいた本屋lighthouseが、マラソンコースからすぐそばの本屋・ほんの入り口へ今年もやってくる……息も絶え絶えに。
 なんだか今年は大変だったのです。特に9月初めにケツを痛めてからの日々は、仕事しないと首がまわらない・仕事をするとケツが痛い・ケツが痛くて首がまわらない・首がまわらないのは困るのでケツが痛い、のどれかであり、というか同時にすべてを達成しており、たどり着いた結論は「筋トレとストレッチ」だったのですが、でもそれで解決できるのはケツの痛みだけだな……とかなんとかぐるぐるしていたらまたケツが痛い。首はまわるのをあきらめた。
 ということで、早急に話し合いたいのです。自分の人生における「たのしい・やりたい」の割合をいかに増やしていくか/維持できるか、を。つまり、本屋に限らず自分の生活をどうメンテナンスしてカスタマイズしてドゥーイットユアセルフしていくか、そしてその成果を共有していくか=相互扶助していくか、そのアイデアを出し合いたいのです……。アリもキリギリスもともに冬を越えようではないか。独り勝ちはもうごめんよ。(関口)

  関口と入り口2024——奈良マラソンとモロ被りだね

出張・本屋lighthouse *出入り自由
11時〜17時

→ほんの入り口店内に本屋lighthouseブースが出現、本屋lighthouse出版部にて刊行している本を販売します。なお、このブースでの売上は本屋lighthouse:7/本の入り口:3の割合でそれぞれ収益になります。みんなでハッピーになりたい。

トークイベント
18時〜20時(17時45分開場)

「持続力、持久力、回復力。本屋=人生はマラソンだよ。」
本屋lighthouse・関口竜平×ほんの入り口・服部健太郎
→みなさんのセルフケア・相互扶助(アナキズム)のアイデアもお聞きしたいです。みんなで助かりたい。

  定員:店内20名/配信無制限
  参加費:店内2,000円/配信1000円

  申込方法:
   店内参加→ほんの入り口へ申し込み(hon.iriguchi@gmail.com)
   配信参加→リンク先にて申し込み:ツイキャス

  支払い方法:
   店内参加→イベント当日、ほんの入り口にてお支払い
   配信参加→ツイキャスにてチケットを購入してもらいます。

★配信について:リアルタイム/アーカイブ(録画)ともにツイキャスを利用します。アーカイブはイベント日より2週間後まで視聴可能です。(詳細はツイキャスのチケット購入ページにて)。

★★情報保障について:当日リアルタイムでの情報保障が難しいため、ご入用の方には「文字起こし&編集を施した記事」を後日作成します。遠慮なくお申し付けください。

関口竜平(本屋lighthouse)
1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。

本屋lighthouse:https://books-lighthouse.com

服部健太郎
1978年横浜生まれ。20代を書店バイトと演劇に費やす。2011年奈良に移住、2022年まで大阪の書店勤務。2023年奈良市にて、本屋「ほんの入り口」をひらく。ライフワークは長谷川書店水無瀬駅前店でのひとり芝居。


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