ワンピースの入り口(2024年11月14日開催)


 長谷川亮徳さんとはじめて言葉を交わしたのは、店頭で。いきなり盛り上がって、その日のイベント「対話の入り口 演じる」に強引に勧誘したのが始まりだったでしょうか。よくぞ、こんな変なテンションについてきてくださったと、今さらながらヒヤヒヤしております。その後もときどきお立ち寄りいただいた中で、今回の「ワンピースのイベント」の企画へとたどり着きました。

 奈良県立大学の文化祭での発表から、さらに一拍おいてのこの展示&トーク。長谷川さんの脳内にほとばしる「装いと創作」の発見や葛藤を、お集まりいただいた皆さまと共有できればと思っております。トークイベント前後に、ワンピースの展示もしてもらいます。あなたの「装いを考えるきっかけ」になりますように。

長谷川さんからのメッセージ
はじめまして、長谷川亮徳(はせがわあきのり)と申します。奈良県立大学に通っています。私は研究で、これまで装いに対して抱いてきた“もやもや”、たとえば「なぜ男である私はスカートをはくことに抵抗を感じなければならないのか」や中学時代に悩んでいた「男らしく」ない自身の身体への嫌悪感を出発点に研究を進めています。現在は服づくりといろんな服を着ることを通して、研究対象の服により近づいて見てみようとしている最中です。今回の発表会では、自身の母と夏休みに制作したワンピースとその試作品、制作の背景や制作中に起こったこと、考えたことをまとめたポートフォリオを発表します。お会いする方々と、作品やそこから広がる装い、それらとは関係ないように思えていたけど実はつながりのあることなどについてのお話を、ワンピースを見ながら、ときには着ながら?お話できればと思っています。よろしくお願いします。

ワンピースの入り口
日時:11月14日(木) 18時半〜20時
参加費:1,500円
お申し込み・お問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com

長谷川 亮徳(はせがわ あきのり)

奈良県立大学3年生。幼少期からものづくりや絵を書くことが好き。小学生のころはぬいぐるみをつくることに熱中していた。中学はトランペット、高校は競歩をして、現在は服づくりに夢中。


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