毎月2回開催してます、戯曲音読イベント!明神慈さん執筆の戯曲を、明神さんと入り口店主服部とで朗読する企画です。11月、12月、1月は、明神さんのとっておき、「暖め女」三部作を連続して朗読します。お楽しみに!11月23日には、古都祝奈良まちなか舞台にて新作を演出される明神さん、服部も出演しております!三条通り内旭水公園です、無料です!お見逃しなく!(当日は、ほんの入り口はお休みです。ぜひ、遊びに来てくださいませ〜)
演劇の上演台本(戯曲)を手にとったことはありますか?戯曲は、セリフとト書きで構成されています。セリフは登場人物が発する言葉、ト書きは、登場人物の動きを指定した部分です。
<例>
三浦「‥‥そうかもしれませんね。」
間。
高橋、砂時計をひっくり返す。
前半は劇作家の明神慈さんと、店主服部が二人芝居『スリヌケル』を音読します。参加者の皆さんはそれを好きな体勢で聴き、感想をシェアします。後半は、二人組になって惹かれたシーンを音読します。演じる必要はありません。
明神さんの戯曲はセリフが短く、余白だらけです。白い紙に乗っかった黒い文字を、あなたの声を通して響かせて遊びましょう。
『スリヌケル』
〜暖め女三部作『スリヌケル』『砂・眠る』『砂の瞬き』の一作目
刺すか刺されるか
どっちが楽かは知っている
からっぽの小部屋。
スーツ姿の男(三浦)が入ってくる。
テーブルの上の砂時計がサラサラと流れている。
ソファーの温かさに気づき、誰かの気配を辿る三浦。
白衣の男が入ってくる。
主治医の代理と名乗る男は、なぜか三浦の寝相や定期的に見る悪夢の話をし始め‥‥。
★なるべく多くの方に体験していただきたく、日程を2日間ご用意しました。
★内容はどちらも同じですが、2日間とも参加していただくことも可能です。
『セリフの入り口 〜 言葉で遊ぼう』
①11月16日(土)18時半〜20時
②11月25日(月)18時半〜20時
参加費:2,000円(一般)、1,500円(学生)
お問い合わせ・お申し込み:hon.iriguchi@gmail.com
参加したい日程(①、②、両日とも、など)を明記の上、お申し込みください。

明神 慈 (みょうじん やす)
劇作家・演出家・ポかリン記憶舎 舎長
高知県生まれ。1997年より、ポかリン記憶舎で東京を拠点に公演活動開始。 詩的言語で俳優の動きや声に余韻が残る濃密な時空づくりで、観客を覚醒空間へと誘う。 海外公演や他団体への執筆、演出も多数。2022年春、奈良に移住。



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