本屋で読者が本を売る(2024年10月18日開催)


 本屋で本屋が本を売るのは当たり前ですが、本屋で読者が本を売る、というのはなかなかに珍しいのではないでしょうか。「一箱古本市」という、南陀楼綾繁さんの始めた画期的なスタイルはなるほど、「読者が本を売る」の先駆けでした。「本屋で読者が本を売る」は読者が蔵書を販売するという形ではなく、読んでよかった本の素晴らしさを店頭で「売る」という試みです。

 今回、売り手をお願いしたのは、みずほさん。数年前、店主がまだ書店員だった頃に「あまり本を読まないのだけど、どんな本がおすすめですか?」みたいなメールに返信したはずなんですが、その後、いつの間にかしっかりと本読みライフを暮らしているようで、最近では私の方が「すいません、それ、読んでないんですよ」と、教わる方に回ってしまいました。

 ご紹介する本は全部で5冊。みずほさんには「読書初心者が気軽に読める本」というテーマで選んでいただきました。ご自身では「読書歴がまだまだ浅い」という自覚をお持ちのようですので、読書に自信がない人の気持ちはきっとわかってくださいますね。当日はお客さまとのやりとりも交えつつ、それぞれの本の「面白さ」をご紹介していただきます。それぞれ各一冊しか在庫がございませんので、ご用心!店頭での「実演販売」を聞いていただいて、「よし!その本、買った!」となれば、その日はあなた一人だけがお買い上げいただけます。

 営業中の16時から約1時間ほど、お集まりの皆さんへと5冊の本についてご紹介いただきます。出入り自由でございますので、どうぞお気軽に入り口を覗いてみてください。

 紹介予定の5冊
・花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出文庫)
・寺地はるな『わたしの良い子』(中公文庫)
・益田ミリ『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』(幻冬舎文庫)
・小手鞠るい『放課後の文章教室』(偕成社)
・中嶋朋子『めざめの森をめぐる言葉』(講談社)

   本屋で読者が本を売る
   10月18日(金)16時〜17時
   参加費:無料、出入り自由。

みずほ

読書歴がまだ浅く選書にも偏りがあるので、未知なる作家さんを日々発掘しています。
今回紹介する本も、読書初心者が気軽に読める本ばかり。
これから読書を始めたい人、読書にまだ自信がない人にオススメしたい様々なジャンルのほっこり本5冊(漫画・小説・ノンフィクション・エッセイ等々)です。
本を通じて、みなさんとお話しできたら嬉しいです♪


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