セリフの入り口〜言葉で遊ぼう(10月19日、28日開催)


 大好評のセリフの入り口、10月もひらきます。ご一緒していただくのは、おなじみ劇作家の明神慈さんです。11月には、ならまちで朗読公演も演出される明神さん、ご活躍の演劇人と直接触れ合う機会をお見逃しなく!

 演劇の上演台本(戯曲)を手にとったことはありますか?戯曲は、セリフとト書きで構成されています。セリフは登場人物が発する言葉、ト書きは、登場人物の動きを指定した部分です。

<例>
百合「よかった〜!」

   百合、思わず女の手を取る。

女 「‥‥冷たい。」

 前半は劇作家の明神慈さんと、店主服部が二人芝居『二十三夜』を音読します。参加者の皆さんはそれを好きな体勢で聴き、感想をシェアします。後半は、二人組になって惹かれたシーンを音読します。演じる必要はありません。
 明神さんの戯曲はセリフが短く、余白だらけです。白い紙に乗っかった黒い文字を、あなたの声を通して響かせて遊びましょう。

『二十三夜』
寝巻き姿の若い女の床に現れる女。
女の仕事は依頼人の夢路にお供して、依頼人の行動を助けることだった。
寝待ち月の夜が来る度に若い女が見る夢とはー。

★なるべく多くの方に体験していただきたく、日程を2日間ご用意しました。
★内容はどちらも同じですが、2日間とも参加していただくことも可能です。

  『セリフの入り口 〜 言葉で遊ぼう』
  ①10月19日(土)18時半〜20時
  ②10月28日(月)18時半〜20時

  参加費:2,000円(一般)、1,500円(学生)
  お問い合わせ・お申し込み:hon.iriguchi@gmail.com

  参加したい日程(①、②、両日とも、など)を明記の上、お申し込みください。
 

明神 慈 (みょうじん やす)
劇作家・演出家・ポかリン記憶舎 舎長

高知県生まれ。1997年より、ポかリン記憶舎で東京を拠点に公演活動開始。 詩的言語で俳優の動きや声に余韻が残る濃密な時空づくりで、観客を覚醒空間へと誘う。 海外公演や他団体への執筆、演出も多数。2022年春、奈良に移住。


http://www.myojin-yasu.jp/


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